北の星ニュース
2017-07-03 10:42:00
6月28日(水)に、「北海道での休眠預金負等の運用を考える」をテーマにしたセミナーに参加しました。
主催:NPO法人・北海道NPOサポートセンター
後援:北海道・札幌市によるセミナー
会場:札幌市中央区 北農健保会館
講演者に内閣府休眠預金等活用担当室 参事官補佐 小山将史様をお招きし、概要説明と、その後パネルディスカッションが行われました。
では、耳にしたことはあるかとは思いますが、「休眠預金」とは、どのようなものなのでしょう?
《休眠預金》預金者等が名乗りを上げないまま、10年間放置された預金等を示しますが、毎年1,200億円程度発生し、その後500億円程度が払い戻されています。(平成25年から平成27年実績)
すなわち、この差額の700億円が継続した休眠預金となっている事になります。
休眠預金となっている700億円の活用について、現在内閣府内において審議会が設けられ、6月27日までに3回の評議会が開催されており、年内には具体的な基本方針を策定、実行される見込みであるとご説明がありました。
人口の減少、高齢化の進展等の経済社会情勢の急速な変化が見込まれる中で、国及び地方自治体が対応することが困難な社会の諸課題の解決を図ることを目的として民間の団体が行う公益に資する活動として、
①子供及び若者の支援 ②日常生活等を営む上で困難を有する方の支援 ③地域活性化等の支援
の、3分野に係るもので、これが成果を収めることにより、国民一般の利益の一層の増進を資することとなる民間公益活動の促進に活用があげられているとのことです。