北の星ニュース
9月26日(水)
札幌市のかでる2・7で開催された、「生涯活躍のまち 事業者と市町村セミナー」に参加して参りました。
「生涯活躍のまち」は、「日本版CCRC構想」と呼ばれており、北海道でも、地方創生の観点から、中高年齢者が希望に応じて地方や「まちなか」に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができる「生涯活躍のまち」づくりを民間と行政が連携して推進する事業として展開されています。
道内の官民問わず各団体より講師を含め74名が参加した本セミナーでは、石川県より社会福祉法人佛子園の村岡専務理事が基調講演をされ、老若男女がはつらつと生活し、まさに地域ぐるみで共存共栄していくためのセオリーを教えて頂きました。
社会福祉法人佛子園ホームページ http://www.bussien.com/bs/index.html
北海道内からも鷹栖町、当別町、比布町から、取り組み状況の紹介がありました。
超高齢化社会の一員として、健康で安心な暮らしを皆で求め実現していくために、多くの方々が真剣に取り組まれていらっしゃいました。
当会の設立目的である、社会的孤立のない安心して生活できるまちづくりへの貢献という部分で、非常に刺激と感銘を受ける受講となりました。
※CCRCとは、
「Continuing Care Retirement Community」の略で、仕事をリタイアした人が元気なうちに地方に移住して活動的に暮らし、介護や医療が必要になっても同所で継続的にケアを受けられる拠点施設のこと。発祥の米国では現在約2千カ所の施設に計75万人余が暮らすとされる。
日本では2015年6月に政府が「生涯活躍のまち」を目指す「日本版CCRC構想」を掲げて以降、各地で拠点作りが始まった。高齢者の地方移住を促すことで首都圏の人口集中の緩和と地方の活性化を目指します。
「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」に分類されるが、「健康なうちから移り住む」ことを基本とする点が従来の高齢者施設とは異なる。